平成26年12月から、インターネットキャッシングで全国展開を開始したセントラルですが、初めてセントラルで申込みをする方の初回融資金額はどのくらいでしょうか。
セントラルの場合、利用者からのアンケートや口コミなどでは、初回融資額は、20万円~30万円といったところです。しかし、中には、初回から50万円の融資を受けたという口コミもあります。
一般的な中堅消費者金融会社の平均初回融資額が10万円台であるこことが多い中で、セントラルの初回融資額はかなり高めだと思われます。
♦初回融資金額には各社の方針が表れる
中堅消費者金融は大手と比べて申込み者の年収等、条件的には劣る傾向にあります。そのリスクを踏まえたうえで初回融資金額は大手よりも低く抑えられるというのが従来の一般的な考え方でした。
しかし、現在は、貸金業法改正前後に積極営業を行う中堅消費者金融業者は増加しており、必ずしもこの考え方だけでは成り立たなくなってきています。
法改正前後の融資のポイントとして、「総量規制」があります。この総量規制が導入された結果、どんな優良顧客でも、原則、年収の3分の1を超える貸出しは出来なくなってしまいました。
そのため、競合他社が増えた今、例えばA社が少額融資で様子を伺っている間に、他社であるB社やC社がその顧客の限界まで貸し込んでしまえば、A社はそれ以上の融資は全く出来なくなってしまうことになります。
このような状況を踏まえて、現在の中堅消費者金融会社は、下記のように分類されます。
① リスクを考慮して初回融資はあくまで低め
② 他社で借入れされる前に、初回から高めの融資額を設定
③ 上記①②の中間
セントラルの場合、初回融資額は20万円~30万円といったところ(ケースによっては、初回から50万円の融資を受けた報告も有。)です。
このことよりも、現在のセントラルの方針としては、上記分類の内、②か③といったところであると予想できます。
このように、セントラルでは、競合他社に比べて、比較的高い初回金額になっています。
(ただし、消費者金融の審査基準は流動的なので、この方針はいつ変更になるかわかりません。)
※追記
セントラルの申込みフォームの【ご融資希望額】には、
① Aコース50万円
② Bコース30万円
③ その他(任意の金額を入力)
があります。
もちろん、Aコース50万円を選択しても、審査によって、その金額以下の決裁になるケースはあります。しかし、Bコース30万円を選択した場合や、任意で低めの金額を選択した場合に、本来、審査上50万円融資ができる人であっても、希望金額の決裁となってしまう可能性があります。
これは、申込者が希望している金額以上の融資は、過剰融資の観点から勧めにくいといった事情があるからです。
また、初回融資額で50万円を超える決裁がでることもほとんどありません。
このことを踏まえて、出来る限り高めの金額での決裁を希望する人は、【ご融資希望額】は、Aコース50万円を選択しておくのが無難でしょう。
(もちろん本当に必要がないのであれば、必要な金額だけを入力すべきです)
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