消費者金融業界で10月~12月はいわゆる「閑散期」にあたります。
9月の繁忙期には、セントラルの申込みは通常の1.5倍ほどに増加しましたが、これからの時期は、申込件数は例年、減少する傾向になります。
また、承認率も繫忙期にはUPしていたものも通常に戻ります。
では、この時期の申込みは審査が通りにくくなるのでしょうか。
実は、属性が悪い方ほど閑散期の時期は申込みはチャンスになるのはご存知でしょうか。
♦属性の悪い方は閑散期こそチャンス
通常、大手消費者金融は、「オートスコアリングシステム」というコンピューターによる自動審査を採用しています。オートスコアリングとは、例えば、持ち家の場合は5点、借家の場合は2点などと、各項目によって加点式になっており、その総合点で、融資可能限度を決めるという方式です。そのため、担当者による審査ムラがなく安定した与信が可能になっています。
しかし、セントラルのような中規模の消費者金融の審査は、大手のように完全自動審査ではありません。
そのためどうしてもマンパワーによる作業が多くなり、審査担当者や与信決裁者の主観による部分が大きくなるのが特徴です。
通常よりも申込件数が多い繁忙期は、普段、申込みをしてこないような、かなり属性が良い方の申込みも増えますし、次々と新しい申込みもきます。そのため属性の悪い方を無理に可決にしなくても良かったのですが、閑散期は申込件数が全体的に落ちるので、より丁寧な審査を行い、可決案件を増やそうする傾向があります。
結果、逆に、属性が悪い方の審査が可決となりやすくなる現象が発生するというわけです。
♦僅かな差で可決、否決が決まることも多い
もちろん、繁忙期と閑散期で、審査基準が大きく変わるわけではないので、極端な違いはありません。絶対的な可決案件や絶対的な否決案件は、どの時期であっても変わりません。
しかし、属性が悪い方のような微妙な案件ほど、僅かな差で、可決、否決が決まってしまうことも多いのも事実です。
自分の属性に自信がない方は、これからの閑散期の時期は申込みのチャンスかもしれません。
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